Windowsムービーメーカー 2012(以下、Windowsムービーメーカー)を使用して、
動画の縦横比(アスペクト比)を変更する方法について簡単に紹介します。
Windowsムービーメーカーでの縦横比変更について
縦横比は4:3か16:9しか設定出来ない
Windowsムービーメーカーでは、「4:3」か「16:9」以外の縦横比は設定出来ません。
それ以外の縦横比には設定出来ません。
例えば「2:1」とか「16:10」とかには出来ません。
素材単位で縦横比の変更は出来ない
Windowsムービーメーカーでは、読み込んだ素材単位で縦横比を変更するような事は出来ません。
例えば、AとBという動画を読み込んだとして、「Aを4:3にして、Bを16:9にする」みたいな事は出来ません。
「AとB、どちらも4:3にする」か「AとB、どちらも16:9にする」という2択です。
縦横比を変更する方法
「プロジェクト」→「縦横比」から、「ワイドスクリーン(16:9)」か「標準(4:3)」と選択するだけです。
例えば、1280×720の動画を読み込んでいた場合に、
- 「ワイドスクリーン(16:9)」とすると、変化はしません(そのままです)
- 「標準(4:3)」とすると、上下に黒帯が追加されます
となります。
つまり、読み込んだ素材が設定した縦横比(アスペクト比)に合致していない場合、縦横比に合うように自動的に上下左右に黒帯が追加されるという事です。
動画出力時の縦横比
Windowsムービーメーカーでは、「ワイドスクリーン(16:9)」か「標準(4:3)」の設定次第で、動画出力の各設定の解像度が変わります。
例えば、「高解像度ディスプレイ用」という設定にマウスを当てて、出力される解像度が表示してみると、「標準(4:3)」の場合は「1440×1080」となっていますが、「ワイドスクリーン(16:9)」の場合は「1920×1080」となっています。
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▲「標準(4:3)」にした場合 | ▲「ワイドスクリーン(16:9)」にした場合 |
このように、縦横比の設定次第で出力される解像度が変わってしまうので注意です。
※「どっちを選べば良いか分からない!」って人は「ワイドスクリーン(16:9)」に設定しておけば問題無いです。
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